便秘薬が効かなくなったりすることってあるのでしょうか?
便秘の解消にと便秘薬を飲む方は結構多いです。
それも、できればすぐに改善したいという思いから、
即効性のあるタイプのものを使用されると思います。
最初は1錠、気付けば2錠3錠と増えるばかり。
気付けば効きにくくなり、どんどん強い薬を使用するようになり、
飲まないと出ないのでは?という不安にさえ駆られるようになります。
実は、こういった下剤効果のある便秘薬は飲むことで腸を無理やり刺激して腸を強制的に動かします。
本来は自分の身体から発せられる便意という信号を人為的に起こすんですね。
これら便秘薬による刺激は、使っているうちに腸が便秘薬の刺激になれてしまうため、
しだいに効きが悪くなってきます。
しかも、慣れだけでなく、飲み続けると腸が本来持っている
「自力で排便する力」を弱めてしまい、
本当に薬なしでは排便できない身体になってしまうんです。
漢方薬なら大丈夫?
『漢方薬なら薬と違うから大丈夫よね』と思う方もいるかもしれません。
でも実は、ハーブの便秘薬や市販の漢方便秘薬などは西洋薬の 一般の下剤と性格的には似て作用の強いものが大部分ですし、漢方便秘薬は大黄(ダイオウ)が主成分の処方が大半です。
腸に刺激を与えるということは、漢方も西洋薬も一緒。ということです。
また、漢方便秘薬の大黄は大量に飲んだり、
長期間服用を続けると食欲不振につながったり、
むくみを感じる場合もあるようです。
また、生薬に含まれているアンソラシンという化学物質の影響で、
腸が色素沈着を起こすという報告も出ています。
漢方も西洋薬も薬です。
下剤効果の含まれている便秘薬は、やはり腸にとっては異物に過ぎません。
腸へ不自然な刺激を与え続けることは、長い目で見て便秘を根本から改善することはできませんし、 身体には当然負担がかかることになります。
便秘生活から本気で抜け出したいと考えているのであれば、 こういった便秘薬を絶ち、腸内環境をしっかりと整えることに目を向けるべきなんです。
そして、飲むのであれば便秘薬ではなく、腸を正常な状態に近づけてくれるものを飲むこと。
即効性はないように感じるかもしれませんが、便秘の改善のためにも腸の健康のためにも それが一番近道の便秘解消なのではないでしょうか?


